不動産

不動産不動産は、売買であっても賃貸であってもトラブルになりやすい傾向があります。
不動産の売買は、高額になりやすく、かつ、一生に一度あるかないかの取引が多く、当事者が取引に慣れていません。
さらに、不動産業者と一般の方とでは情報の格差が大きいため、一般の方からすると、思っていたのと違ったということになりがちです。
どういうことかというと、コンビニで売っているおにぎりは、売っている方も買う方も、だいたい120円くらいで、こんな味がするという情報は同じくらい持っています。
しかしながら、不動産の場合、買主となる一般の方は、この土地が駅に近くてよさそうということはわかっても、いくらが適切な価格なのか、どのような建物が建てられるのか、規制があるのか等について情報をもっていないことが多く、不動産業者の説明を鵜呑みにせざるを得ない状況があります。
このような情報格差から、説明に過不足があると、トラブルに発展しやすいのです。また、不動産の賃貸は、一般の方であれば、初めて本格的な契約書にサインしたり、保証人になったりするケースも多く、こんなはずではなかったという形でトラブルに発展することもあります。
不動産の契約の特徴は、一般的な商取引と異なり、明確な契約書が存在しているという点があげられます。
ですが、契約書をしっかり読み込んでいる方はむしろ稀で、当事者の意思を契約書に正確に反映させられていなかったり、主観と客観がズレていることも多々あります。
私たちは、宅建士の受験生に講師をしていた経験があったり、不動産オーナーや不動産業者を顧問に持ち、売買のトラブルや賃貸のトラブルに対して、豊富な経験と知識の集積があります。
誤解を招きやすい点については、重点的に説明をし、しっかり理解をしてもらえるように心がけております。
また、相続事件や、破産事件等では、私たち弁護士も実際に不動産の管理や売買に携わらせていただくこともございます。その際の専門家のネットワークも駆使し、迅速に事案の解決を導いていきます。

「不動産」の関連記事はこちら

お客様の声お客様の声